-REPORT- 6/26 舞台監督 @三原高校にて 本番まで残すところ3週間ちょいとなってまいりました。 とはいっても、現場はかなり落ち着いた雰囲気で、着々と舞台づくりをしている感じです。 合同公演に関わらせていただくのはこれで3度目になる自分ですが、今回の現場が今までの現場と決定的に違うな、と感じるもの、それはこの静寂感ではないかと。 …もう少しして、蝉が鳴けば変わってくると思いますが…。 今までの舞台で必ず一つや二つはあった高校演劇に対するいろんなしがらみが、ここには見当たりません。 本当に純粋に「舞台作ってます」という、ただその気持ちだけが充満しているように感じます。 ここから少しぶっちゃけトークを。 今回の合同では、製作参加人数が圧倒的に少ないうえ、当初は三原2校、尾道1校の3校のみが参加するなど、まさに合同史上最悪の幕開けとなりました。 でも、多少の逆境では凹まないのが演劇部員の強み。ないものはない、頼れないものには頼らない、とバッサリ発想の転換です。それまでのシステム化されたやや強引な合同の舞台づくりとは相反した、みんなが素直な気持ちでやれる現場に。これが本来あるべき姿なのかもしれません。 しかし、そのやり方でお芝居の「質」がどうなってしまうのかはまだ未知数。エンタテイメントは当然「質」を一番に求められるものですから・・・。今後のためにも、あれを目標に、といわれるような伝説の舞台を作りあげてみたいものです。夢でしょうか(笑 次回はやっと装置スタッフが製作してくれた巨大セットを搬入しての稽古になるそうです。楽しみです。 TOP